HTMLとは？役割が誰でもわかる簡単な解説

ウェブサイトはどのように作られているのでしょうか？

その答えは、HTMLという言語にあります。

本記事では、初心者でもわかりやすいように、HTMLの基本から始めて、実際にウェブページを作る方法を解説します。

プログラミング未経験の方でも、サンプルコードも交えて基本構造を簡単に解説していますので、安心して学べる内容となっています。

Contents

1 HTMLとは？
2 HTMLの基本構造と書き方
3 HTMLの基本タグの紹介
4 HTMLのメリット
5 実践の第一歩
6 次のステップ
7 まとめ

HTMLとは？

HTML（HyperText Markup Language）は、ウェブページを作成するための基本的なマークアップ言語です。

ウェブブラウザが表示する文章や画像、リンク、フォームなどの要素を記述するために使用されます。

HTMLはウェブサイト開発の出発点として欠かせない技術です。

HTMLの基本構造と書き方

HTML文書は、次のような基本構造を持っています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>タイトル</title>
</head>
<body>
    <h1>見出し</h1>
    <p>これは段落です。</p>
</body>
</html>

<!DOCTYPE html>: HTML文書であることを宣言します。
<html>: HTML文書のルート要素です。
<head>: メタ情報やタイトル、スタイルシートのリンクなどを記述します。
<body>: 実際にブラウザに表示される内容を記述します。

HTMLの基本タグの紹介

HTMLではさまざまな「タグ」を使用して、ページの構造やデザインを表現します。

タグとは

文章を構成する各要素の役割を区別する目印とでも考えてください。

例えば、

先ほどの基本構造にあった<body>といった目印を付けることで、「この目印のエリアはコンテンツの本文ですよ！」といった感じでブラウザーに意図を認識させるものです。

これにより、ブラウザーがHTMLで書かれた文章中の各要素が、どのような役割をしているか区別し、表示させたり、読み上げたりします。

見出しタグ

見出しを作成するためのタグです。

<h1>見出し1</h1>
<h2>見出し2</h2>
<h3>見出し3</h3>

段落タグ

文章の段落を作成します。

<p>これは段落です。</p>

リンクタグ

他のページやリソースにリンクを設定します。

その文字列や画像をクリックすると違うページに移動する仕組みです。

<a href="https://example.com">リンクテキスト</a>

画像タグ

画像を表示します。

<img src="image.jpg" alt="画像の説明">

その他HTMLのタグ一覧

HTMLのタグは、100種類以上あります。

全てを覚える必要はありません。必要な時に調べて使用頻度の多いタグから覚えていけば良いです。

タグの一覧はMDNのサイトで調べると良いです。

MDN（エムディーエヌ）は、Mozilla Developer Network（モジラ・デベロッパー・ネットワーク）の略で、Web開発者向けの技術文書をまとめたサイト「MDN Web Docs」を指します。

ブラウザなどのインターネット関連ソフトウェアを開発するMozillaが運営しています。

HTMLのメリット

簡単に学べる: HTMLは初心者でも理解しやすいシンプルな構造を持っています。
幅広い応用性: ウェブサイトやメールテンプレートなど、さまざまな場面で活用可能です。
他の技術と組み合わせやすい: CSSやJavaScriptと連携して、より高度なウェブページを作成できます。

実践の第一歩

HTMLを学び始めたら、まずは簡単なウェブページを作成してみましょう。

以下は基本的な練習ステップです：

テキストエディタ（例: Visual Studio Code）をインストールする。
新しいファイルを作成し、拡張子を.htmlに設定する。
上記の基本構造をコピーして貼り付ける。
ファイルを保存して、ブラウザで開いて結果を確認する。

次のステップ

HTMLを理解したら、次にCSS（Cascading Style Sheets）やJavaScriptを学ぶことで、ウェブ開発のスキルをさらに高めることができます。

CSS: ウェブページのデザインを制御します。
JavaScript: ウェブページに動きを加えたり、ユーザーと対話できる要素を追加します。

まとめ

HTMLはウェブ開発の基盤となる技術であり、初めて学ぶプログラミング言語として最適です。

基本的な構造やタグを覚えれば、誰でも簡単にウェブページを作成できます。

まずは実際に手を動かして、HTMLの楽しさを体験してみましょう！