人は視覚で何かを認知する時、「人の顔」に反応しやすい性質があります。
こんな経験はないでしょうか?
- 多くの人混みの中で、誰かが自分を見ている事に気づく。
- 友人がどこの方向に視線を見て驚いている表情に気づき、自分もその方向を見てしまった。
人間は人の顔に対してモノや景色より認知の優先度が高いようです。
カメラ目線で写っている人を見ると自分が見られているような気分になった事はないですか?
私は有ります。
例えば、幼い頃にホラー系のポスターを見て、自分が見られているよう気分になり怖くて見えないように布のようなもので被せたりしてね。
人の視線を描いたエリアでは、犯罪が起きにくいデータもあるようです。
人の表情を読み取る認知
人の表情は「無表情」よりも「笑顔」や「泣き顔」、「激怒した表情」を見た時の方が
自分の中でいろいろ想像してしまう事がありますよね。
商品のパッケージやCMの映像に映る人の表情を見ると商品の印象まで変わってきます。
商品のデザインや広告に人を使う事で、注目を集めやすく商品の売上効果を高める傾向があります。
何かを宣伝したい時はできるだけ、人の顔を使うと良いです。
イラストでもある程度効果があるようですが、写真の方が特に効果が期待できます。
具体的な例
30〜40代をターゲットにしたスキンケアのジェルのバナーです。
人が写っているのといないのでは印象がだいぶ変わります。
ターゲットの女性なら特に印象を受ける差は大きいでしょう。
まとめ
- 人の顔に人間は反応しやすい。
- 人間は人の表情を見て状況や空気を読み取ろうとする。
- 商品のパッケージや広告をデザインするなら人を使う注目を集めやすい。