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人は情報を理解しようとする時、パターンを見つけようとする。

心理学

ECサイトでお買い物をする時、他のサイトでも共通のパターンを見つけ、説明無しでも買い物ができたりする。

あなたもそんな経験がないだろうか?

今回は人間の性質の一つとして、人が 情報を探す時に 共通のパターンを探す傾向がある事についてまとめました。

具体的な例

先ほどのECサイトに限らず、道具やサービスなどにもその傾向があるでしょう。

スマホの機種変更をした時、iPhoneからAndroid又は逆のスマホに変更した経験がある人なら、

操作画面で元のスマホと同等の機能を探した事があるのではないでしょうか?

コンビニで買い物をする時にセブンイレブンで「アイス」を買った経験があり、置いている場所を知っている人なら、ローソンファミリーマートに行っても似たような場所を求めて店内を探すと思います。

どこの店も同じパターンがあると思い込んで、同じとは限らないのに探す行動したのではないでしょうか?

パターンを探す修正を生かす

私たちは効率よく情報理解するために「共通のパターン」を見出そう行動します。

その習性を生かすなら・・・

何らかのプロジェクトを開発する際には、

ターゲットとなるユーザーの属性や経験に合わせて、「見た目」や「使い勝手」を競合他社のものに近い部分が有っても、持たせておいた方が、ユーザーにとって優しい場合があります。

競合他社と差別化を図りたいところに力を入れすぎると、ユーザーが経験したことのないような部分が多いUIとなり、扱い難い成果物ができてしまいます。

結果、十分な評価を得られない事になりかねません。

差別化を図るのが悪いわけでは無く、

大切なのは、ユーザーの経験からパターンを見つけやすい仕組みを取り込んでおく事だと思います。